shimy-shimizuの日記

読書会を主催しております、シミーです。文化系のモノゴトを中心に、妄想を繰り広げております。

さんま型、タモリ型

知らない人同士が集まるオフ会でも、まあ、放っておいても会話はなりたつ。

おのおの雑談をする。

だけれど、「面白い」会話にするためには、やっぱり司会的な役割が必要だ。

 

では、その司会の方法。やり方は主に二つ。

 

一つ。タモリ型。

「髪切った?」、質問をする。パサーだね。

人は人に話を聴いて欲しい、自らのことを承認して欲しい。そーゆう欲求に答えるやり方。的確でツボを抑えた質問は相手が意識していなかった面白いポイントを引き出し、周囲へも同様のパスワークをまわすことにより、連帯感ができあがる。

 

もう一つ。さんま型。

これは完全に、自分でゴールを決めに行くフォワードタイプ。

「そうなんや~。俺もな、これこれあれでやなっ!」と、一度、相手の話を引き受け、つまり人からのパスを受け、自分でゴールを決めにいく。

ゴールが決まったと思ったら次のゴールを狙うので、テンポがよく、ライブ感が生まれる。「みんな一緒に歌おうぜーっ!」と言いつつ、メインで歌を歌いきるのはさんま、という。

 

いずれのやり方にも長所・短所があるけれど、共通して大事なのは、「入口」を広くすること。「関係者以外お断り」なサロンは、きっとつまんないよ。

分からなそうな話題になったら、あえてボケてみる。比喩を使ってみる。「これこれこーゆうことっすか?」と解説をつける。テロップを入れる。

ともかく入口から入ってくれさえすれば、パスを出せるし、パスを受け取ることもできる。

 

その他にも司会のタイプはあるだろう。

「守備」に徹して、後ろにどんと構えるタイプもアリだと思う。

その点に関してはまたいずれ。