shimy-shimizuの日記

読書会を主催しております、シミーです。文化系のモノゴトを中心に、妄想を繰り広げております。

法則型のわたし

岡田斗司夫『人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人』を読む。出来の良い性格テストのようなモノだ。詳細は本書を読んでいただくとして、僕の性格は圧倒的に『法則型』だった。注目型でも司令型でも理想型でもなく、法則型だ。モノゴトを俯瞰してみている、あんまり自分のことを出さない。有名人で言うと池上彰

まーモノゴトを「知りたい」って欲求が強いから、読書会とかやってるのかもね。
今回は辻村深月スロウハイツの神様』にて主催。
僕よりも辻村女史に詳しい方が何名もいらしたので、今日はわりにディフェンシヴな仕切りをした。中盤から少し下がった位置でパスを出していた。こーゆうゲームコントロールもすげー楽しいなって思った。

僕が主催として注意していることは主に二つ。

・入口は広く。
・テンポ良く。

特に文学系の課題本だと、参加者の方はコトバに出来ないもんやりした気持ちを抱えつつ参加することも多い。そこで「こーゆうことですか?」と言い換えをしてみたり、詳しい方に話を振ってみたりして、話しやすい雰囲気を作る。あーこーゆうことも喋って良いんだって雰囲気を作るためのパス出し、会話を拾ってつなげるレシーブに気をつけてる。

あと、小ムズカシイ話が始まったとき・全員が知らないコンテンツの話が出たとき、置き去りにしない。知らない本の話だったらあらすじを確認するし、なるべく平易なコトバで説明をする。とにかく会話の入口を広く用意する。

なおかつ。な・お・か・つ。
1つの話題に囚われない。テンポを良くする。これは僕のスタイルなのだけれども、性格がすげー飽きっぽいので、あっちこっちに話題をふる。議論によって課題を深堀りするより、とにかくいろんな視点を獲得することによって「そーゆうことか!
」って理解を得られるようにリズム感・ライヴ感・ドライヴ感を重視する。

「司会者の方がいて安心してお話できました」

何よりのお言葉でございます。

それから、恵比寿で飲み会。
こちらは他に主催してくださったマイミクさんがいらっしゃったので、僕はゴールに近い位置で攻撃的にプレイしていた。これはこれで楽しいのである。

社会人になって身についたスキルの一つは、宴会での盛り上げ芸だな、という。
会社の飲み会ではイジラれキャラとして、プライベートの飲み会では話題のパサーとして、楽しくやいのやいのやってます。

話題をふる際、あるいは、仕切りをする際。
小手先のテクニックは様々ある。オープン・クエスチョン、他己紹介、アイスブレイクのミニゲームや、全体への前振り(「この話題は後にとっときます」宣言(←暗黙的に、話題を振っていくので考えてみてくださいね、のサイン)、最大公約数の人が楽しめそうな話題の事前準備。
けれどもかれども、根本的には信念であり、タマシイの問題だ。せっかくの休日、せっかくの出会い。面白き会をさらに面白くしたいっていう信念・タマシイ。僕は1年くらい会を主催してここまで来た。道は険しい。最終目標はタモリであり、ヒトシ・松本。

さて、次はどんな面白いコトをやろうかね。